蔵の観光案内所
〒989-1305 宮城県柴田郡村田町大字村田字町31 TEL 0224-83-6211 |
龍島院は西暦1375年に越後国の耕雲寺七世審岩正察和尚により開山した曹洞宗のお寺です。 その後八世洲山鱗芸和尚の時【寛永3年8月17日(1627)】、 村田城城主、伊達政宗7男伊達宗高公の遺骸を弔って以降伊達家から寺領を得、伊達家の菩提寺になりました。 伊達宗高公は、幼少から英明であると称えられており、七歳で柴田刈田3万石の領主となり村田城の城主に着任されました。 しかし宗高公が17歳のころ、刈田岳で大噴火がおこり、翌年までその噴火はやまず、地域の人々に大きな被害をもたらしました。 それを鎮めるために明人王翼と共に蔵王の山に登り、祈願したところ噴火はおさまりましたが、 三年後宗高公は死去されました。 おあちゃ桜は、宗高公の乳母「お阿知也」が宗高公亡き後、殉死する際遺植したとされる枝垂れ桜です。 樹齢三百五十年の樹齢でしたが、あえなく折れ、現在は龍島院の門に樹皮が飾られております。 名勝 龍島院庭園は、宮城新観光名所百選に選ばれており、境内地は一万坪の広さです。 庭園奥には龍が座しており、そちらより湧き出る霊泉は、龍化瀑へ、そして鯉の泳ぐ卧龍地に注がれます。 こうした地泉観賞式庭園は、四季折々により花々や雪に彩られ、見る人に癒しとくつろぎを与えてくれるでしょう。 |